2019年5月21日火曜日

FTICの役割を実感


17日に行われたFTICの第2回研究会は 国の施策の方向性を明確にさせながら
前回とは全く切り口が変わった興味深い研究会になりました


最先端テクノロジー機器開発についてのプロセスと
今 目指しているものをどのように開発しているのか を
工学の見地から伺うことができ
兪先生のミクロな分析解析による機器開発のお話を伺い
「すぐに使える機器を作ってよー」なんて思っていた自分を反省

今 進められている地域による多職種連携と目指したい到達地点について
植松先生が感じていらっしゃる大きなポイントに共感!
植松先生は かなり昔からのチームメイトだけど
目指すところは同じだと再確認
さすが植松先生 ぶれてない~

テクノロジー導入に必要なリテラシー
その教育の効果をこれからの人材育成活かす必要性…
そうなんです
もう これは坂田先生のお考えに激しく同意です!
ですから 私の講座のゲストスピーカーに
これは本当に大切なポイントですもん
坂田先生 東京・名古屋・大阪と宜しくお願いしますね~

テクノロジー導入現場からの報告←これ 私と石渡さん
打ち合わせほぼゼロで始めたけど 石渡さんは私の狙いをパシッと決めてくれた
「崇める存在」との表現は日本ならではのもの
視点が素晴らしい~
さすがだ!!
登壇をお願いして良かった。。。

生活を支援してきたこれまでの機器たち
今進められている先端テクノロジー機器開発普及の理想と現実
二瓶先生の一言一言に「うん、うん、そうそう、そーなんです。」
「なるほど、なるほど…」と納得
そして 今回も学部生をちゃーんと連れてきている二瓶先生 先生らしい~

小舘先生のテクノロジー導入についての意識の国際比較
トヨタファンディングのプロジェクトの前段~と今後の展開も…
時間足りなくて駆け足状態だったのが残念だけど
アイルランドの認知症ケアロボットを考案していることが面白くて…
未来のニーズを見据えた開発
でも 市民アンケートではテクノロジー導入は本人が決めるべき との回答だとか
認知症ケアロボットを使うのは誰が判断するのかなぁ…と
ちと 質問したくなったりして。。。
意識に違いがあるのは当然だけど
その差を 単に「文化の違い」だけにせず
丁寧分析することが大切 との小舘先生の言葉にとても共鳴

今回の研究会は ひとつひとつの報告が全部違う角度から行われ
本当に興味が尽きず それぞれをもっと知りたくなった

私は 介護の現場から
認知症スケールのMMSEを例として「閾値」だとかの話をしたけれど
それも実は大切な内容


あれもこれも たった半日だけの研究会では伝えきれない!
続きはそれぞれ 学会報告や論文にまとめるのだけれども
それらの情勢についてはFTICからどんどん発信していきたい!
(まだ出せないものものもあるけどね)

今 世界で唯一 日本だけしか体験できない「高齢社会」
後ろ向きに嘆くのか 前向きにトライアルを進めるのか 考えなくてはいけない
でも 二者択一ではなくて
しっかりと議論を行いつつ 確実に進めることが必要なんだ!
それが出来るのは「日本」しかない
「嫌だ」とか「ダメだ」とか「お金がない」だとか言っていても始まらない

一番効果的な方法を編み出すために
今 みんなのknowledgeの共有が必要!
それを実感できた研究会だったかな

そして ヒトとヒト 関わりの大切さを改めて実感!

ありがとう~♡
また 新しいネットワークが広がった貴重な機会となりましたぞ!

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